★1・★2はどこにいった?
前回は、SCS評価制度に登場する★3・★4・★5の違いについてご紹介しました。
私もこの制度を調べているときに、★1と★2はどこいった??と疑問でしたので、
今日は★1と★2についてご紹介します。
目次
★1と★2の位置づけ
実は、★1・★2はSCS評価制度の★3・★4とは少し位置づけが異なります。
★1・★2は、IPAが運営する「SECURITY ACTION(セキュリティアクション)」という、
中小企業が情報セキュリティ対策に取り組むことを自ら宣言する制度で使われています。
一方、SCS評価制度の★3・★4は、企業のセキュリティ対策について、
★3ではセキュリティ専門家による確認、★4では評価機関による第三者評価を受ける仕組みです。
★1・★2はSCS評価制度の★3・★4取得に向けた準備段階として活用することを案内されています。
ここで注意したいのが、★1・★2は「取得」や「認定」ではなく
SECURITY ACTIONは自己宣言制度なので、「★1を取得した」ではなく「★1を宣言した」が正しい表現です。
では、★1と★2では何が違うのでしょうか?
★1:セキュリティ対策の“はじめの一歩”。
IPAが示す以下の「情報セキュリティ6か条」に取り組むことを宣言します。
現在は、対策をすべて実施してからではなく、これから取り組む段階でも宣言できます。
・OSやソフトウェアは常に最新の状態にする
・ウイルス対策ソフトを導入
・パスワードを強化
・共有設定を見直し
・バックアップを取る
・脅威や攻撃の手口を知る
★2:「自社の状況を確認して、会社として方針を決めよう!」
IPAの「5分でできる!情報セキュリティ自社診断」の25項目を使って、
まず自社のセキュリティ対策状況を確認します。
そのうえで、会社としての「情報セキュリティ基本方針」を策定し、
Webサイトや会社案内などで外部に公開して、セキュリティ対策に取り組むことを宣言します。
SECURITY ACTIONは補助金・助成金の要件になることも
SECURITY ACTIONは、セキュリティ対策への取り組みを宣言するだけでなく、
一部の補助金・助成金では、申請要件や審査時の加点対象として活用されています。
今回は、SCS評価制度の★3・★4・★5につながる、
★1・★2「SECURITY ACTION」についてご紹介しました。
8月は、SCS評価制度についてのコラムを順次発信していく予定です。
「制度の内容が難しくてよく分からない」という方にも理解していただけるよう、
一つひとつ丁寧に、わかりやすくお伝えしていきます。
また、アビリティでは現在、SCS評価制度「★3」の取得を目指す企業さまを、
準備から申請までワンストップで支援するサービスを準備中です。
サービスの詳細についても、今後のコラムでお知らせしていきます。
ぜひ次回もご覧ください!
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