コスト削減の事例
「ITトータルケアサービスでコスト削減をサポート」

情報システム部門アウトソースによる
コスト削減と先進IT戦略の導入

一般社団法人日本ボイラ協会様

お客様について
一般社団法人日本ボイラ協会は、昭和21年の発足依頼、70年以上に亘り、ボイラー圧力容器の検査検定、教育、出版および調査研究を行ってきました。
最近では、風力発電を含めた施設の安全管理審査や品質安全衛生マネジメント、システムの認定などにも取り組み、
ボイラー圧力容器による災害防止、省エネルギーおよび大気汚染、地球温暖化の防止等へ貢献する事業に取り組んでいます。

一般社団法人日本ボイラ協会

初回のお問い合わせ 2019年11月下旬
インタビュー時期 2020年12月上旬
お問い合わせのきっかけ 情報システム部門廃止による情報システム業務のアウトソース
ご要望
  • 1.現状より低コストでの情報システム部門のアウトソース
  • 2.情報システム部門のアウトソースにより、組織外からセキュリティ向上を
    はじめとする先進のIT戦略を導入していきたい
ご利用システム規模 オンプレミスサーバー
・Active Directory、基幹システム、ファイル共有、グループウェア、バックアップ
ネットワーク 本部と全国検査事務所のVPN接続
PC 本部/全国検査事務所合計で300台前後

アウトソースサービス【ITトータルケアサービス】開始

2020年4月
※同年2月~3月にかけては立ち上げ初期調査/引き継ぎ期間

導入により得られた効果

1. ご要望内容の達成率:7割ほど
  コストダウンの効果:3割ほど削減
2. 今後の課題として

お客様インタビュー

アビリティ 杉山:
今回は最初のお問い合わせから現在に至るまでメインでご担当いただいております総務部総務課長の安藤様にお時間をいただきお話しを伺いました。安藤様、よろしくお願いいたします。
まずはお問い合わせに至った経緯からお聞かせいただけますでしょうか。
日本ボイラ協会 安藤様:
よろしくお願いいたします。
まずは昨年、協会内で情報管理担当者の退職を機に情報システム部門を廃止することとなり、私が担当することとなりました。
アウトソース先として思い当たる企業もあったのですが比較検討も必要なため「情報システム 運用 外注」というキーワードで検索してみたところ、一番最初にヒットした会社が御社でした。
ホームページを拝見したところ、期待していたイメージに沿うようなサービス内容に思われたため、さっそく問い合わせさせていただいた次第です。

注釈:弊社アビリティ株式会社ホームページ
https://ssl.ability.co.jp/
杉山:
初回のお問い合わせは電話でいただき、私がサービス説明と初回ヒアリングのためアポイントを取らせていただきました。
安藤様:
連絡から初めて訪問いただいた際もレスポンスが早く、またサービス説明いただいた内容もイメージ通りの内容だったため、相談を進めさせていただくことにいたしました。
この時すでに2019年度いっぱいで情報システム部門撤廃と主担当者の退職が決まっており 年明け1月中にはアウトソース先を確定しなければならなかったため、急ぎ提案内容をまとめていただきました。
いただいた提案内容について、サポートメニューや対応範囲が具体的で見積も明朗であったこと、非常駐のアウトソースサービスであるため常駐型に比べ予想よりリーズナブルであったこと、全国多拠点でも対応可能であること、また提案に関して積極的な取り組みからとても良い印象を得ました。
最終的に3社ほどから選定させていただきましたが、以上の点から御社に決定させていただきました。
杉山:
ちょうど年末年始を跨ぐタイミングでもありましたが残された猶予もないことから、 提案内容を取りまとめるにあたり安藤様含め関係者の方々にご協力いただきました。ご協力ありがとうございました。
続きましてご契約から現在に至るまでのお話しを伺えればと思います。
安藤様:
既存情報システム部門のアウトソースにあたり一番のポイントは、基幹システムについてでした。長年にわたり協会の運営にかかわる基幹システムの開発と運用をお任せしている会社があります。
この基幹システム関連のトラブルはそちらの会社に対応を依頼しているのですが、PCのヘルプデスク依頼と基幹システムの修正依頼が混在した状態で全国の検査事務所より連絡が入るため、対応フローをまとめることにより御社に依頼することができました。

注釈:窓口一本化
複雑なシステムを導入いただいていても対応フローをいただければ
「なにかあったらとりあえずアビリティに」の窓口一本化対応が実現できます。

2月3月の立ち上げ引き継ぎ期間を経て4月から本格的にスタートいただきました。
効果があったと実感できた内容はヘルプデスク業務です。
PC操作のちょっとした質問からPCが起動しないといったクリティカルな問題まで 問い合わせの一次窓口から引き受けていただけたこともあり、全国検査事務所からの 問い合わせをかなり軽減することができました。
また、検査事務所間の人事異動などもあるのですが、それに伴うPC管理台帳の更新や設定変更など、アウトソースにより業務から切り離せたことでも助かっています。
杉山:
ありがとうございます。
それでは逆に切り離しが難しかったと感じられる内容はございますでしょうか。
安藤様:
理想としては情報システム関連業務の完全な手離れを期待しています。
例えばサーバやネットワークで原因不明のトラブルが発生した際の対応で、サーバの再起動など業務に影響のある処置が必要になった際の社内調整や、ネットワークの調査で従業員の立ち合いが必要なこともあり、こういった内容は現在の環境だと切り離しは難しいと感じています。
杉山:
お客様にご協力いただく必要な点もございますが、可能な限り巻き取れるよう考えていきたいと思います。
今までお話しいただいた情報部門アウトソースですが初回のお問い合わせから約1年経ちました。ざっくりとで構いませんので評価をいただけますでしょうか。
安藤様:
100点満点でざっくりと70点ほどです。
まずコストダウンについては情報システム部門で専任担当者をおいていたころと比較し30%ほど削減できましたので効果が得られたと考えています。
残り30点については、情報システム関連の完全な手離れを期待していること、今後に期待している課題があります。
来年度に計画しているサーバ/ネットワークリプレイスを計画していますが、それと並行して組織としてのセキュリティ強化と働き方改革推進についてです。
もともと基幹システムをより便利に活用したいという要望がありましたが、新型コロナの影響からもテレワーク環境の整備も急務だと考えています。
協会内だけてPCを使うならまだ対策がしやすいですが、PCを外出先や自宅などで利用する頻度が高まるとその分セキュリティリスクも高まります。
より便利により安全に業務を遂行できるよう、情報システムの面から御社には今まで以上に協力していただきたいです。
杉山:
今後にご期待いただいている内容も含め、貴重なご意見ありがとうございます。
貴社「情報システム担当」として、安定したシステム環境の運用支援、また「システムインテグレーター」として施策の実現に向けた、新しい仕組みのご提案・導入支援についても、弊社一丸となって邁進させていただきます。
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